【体験記】住みたい土地で働くために、職ごと移住した話

転職ついでに移住してみた 住みたい土地へ職ごと移住した体験記のアイキャッチ

今の土地に、一生住み続けたいか?

そう聞かれて、即答できる人は意外と少ないと思う

俺は数年前、転職を考えたとき求人票より先に地図を見た 「どの会社で働くか」じゃなく「どこに住みたいか」から仕事を選んだ

結果から言うと、単身で見知らぬ土地に移住して、人生がまるごと変わった

この記事では発電所運転員の俺が実際にやった「土地起点の移住転職」のリアルを全部書く 孤独だった話も、生活費が激減した話も、包み隠さずいく

磁力マル

この記事は「住みたい土地で働ける」の続編でち!理論編をまだの人はそっちから読むのがおすすめでち!

目次

転職を考えたとき、求人より先に「地図」を見た

転職理由はいくつかあったが、正直に言うと一番の本音は「趣味のフィールドの近くに住みたい」だった

俺の趣味はキャンプと釣り 週末に片道何時間もかけて通うんじゃなく、思い立ったらサッと行ける距離に住みたかった

だから求人を探す前に、まず地図を広げた

  • 趣味のフィールドに気軽に通える距離か
  • 車で身軽に動ける土地か
  • その圏内に発電所があるか

本当は北海道が第一希望だった でもタイミングの問題で、ちょうどいい求人がなかった

電力ニキ

求人は縁とタイミングの世界だ 第一希望の土地に求人がない時期もある だから候補の土地は複数持っておくのが正解だった

磁力マル

土地から先に決める転職、普通は考えたこともないでち…

条件に合う土地と発電所が見つかった時点で、転職活動を本格化させた

発電所運転員は「土地で職を選べる」と気づいた

前の記事で書いたとおり、発電所は全国どこにでもある

そして実際に転職活動をして分かったのは、発電所の運転経験者はかなり希少だということ

俺の場合、希望範囲を全国にしていたから選択肢は正直たくさんあった 「これ、結構どこでも行けるな」というのが当時の体感だった

電力ニキ

当時の俺は汽力発電所の経験しかなかった それでも「運転員の経験がある」というだけで市場価値は十分あった

エージェントには経歴を見てもらって、発電所以外の選択肢も提示してもらった プラント系や設備管理系、思ったより幅があった

でも初めての移住で、業種まで変えるのはさすがに怖かった

だから「前の会社のスキルをそのまま活かせる、同じ発電所の運転員」に絞った 移住という大きな変化をする分、仕事側の変化は小さくしてリスクを抑えた形だ

磁力マル

一度に変える変数はひとつ!投資と同じ考え方でち!

単身移住のリアル 知り合いゼロの土地に飛び込んだ

移住前の一番の不安は、仕事でも金でもなく人間関係だった

友達も知り合いもゼロ おまけに俺はもともと人見知りで、新しい人と打ち解けるのは得意じゃない

実際、最初のころは孤独だった 前に住んでいた土地の友達と、よく電話していたのを覚えている

電力ニキ

孤独は移住のコストだ ただし俺の場合「最初だけ払うコスト」だった

職場では、しゃべること自体は嫌いじゃなかったのもあって、しばらくすると自然に仲良くなれた 1年もすれば完全に馴染めた

そして孤独対策として、正直に書くとマッチングアプリを使った

知り合いゼロの土地で人とつながる手段として、アプリは間違いなく機能した そこで出会ったのが、今の妻だ

磁力マル

移住して仕事も家も新しくなって、家族までできたでち!?

移住は失うものより、増えるものの方が多かった これが実感だ

あと単身移住で地味に効いたのが、会社選びの条件だ

  • 家賃補助または寮がある会社を選んだ
  • 面接の交通費、引越し費用、車の輸送まで全部会社持ちだった
  • 食堂付きだったから、生活の立ち上げに一切困らなかった

引越しで自分の財布から出た金は、ほぼゼロ 発電所業界は福利厚生が手厚い会社が多いから、移住転職ならここは絶対に確認すべき条件だと思う

移住して変わったこと

一番変わったのは、地元の友達と遊ぶことが一切なくなったこと

これだけ聞くとマイナスに見えるが、実際は趣味に使える時間が増えて、生活は充実していた

そして予想以上だったのが、生活コストの激減

前の会社には家賃補助がなかった 今の会社にはある

これだけで固定費が別次元になった 体感では「生活費が10分の1になった」と言っても過言ではないくらいだ

磁力マル

家賃は人生最大の固定費!ここが会社持ちになるのは、実質年収アップと同じでち!

面白い発見もたくさんあった

例えば俺は移住するまで、自分が標準語をしゃべっていると思っていた 移住して初めて「めちゃくちゃ訛ってますね」と言われて衝撃を受けた笑

電力ニキ

県民性とか土地の空気感は、住んでみて初めて分かる 旅行では見えないものが、移住だと見える

移住してから、いろんな土地に旅行へ行くようにもなった 「住む場所は選べる」と一度体感すると、世界の見え方が変わる

正直きつかったこと

いいことばかり書くと嘘くさいので、きつかったことも書いておく

とはいえ正直、大きな後悔や誤算はなかった

一番大変だったのは、やっぱり一からの人間関係づくりだ 仕事そのものは同じ業種だから、しばらくすれば戦力として動けるようになった

でも人間関係だけは時間がかかる ここは覚悟しておいた方がいい

電力ニキ

技術は持ち運べるが、人間関係は持ち運べない 移住のコストは、ほぼこれ一点だと思っていい

それでも「移住転職はやめとけ」と言いたい人は、正直思い浮かばない

むしろ人生で一社しか知らないのは、もったいなさすぎると思っている 世界がそこで終わってしまうからだ

土地起点の移住転職 実際の進め方

俺が実際にやった手順をまとめる

  • 住みたい土地(趣味のフィールド圏内)を先に決める
  • その圏内の発電所をリストアップする
  • 転職エージェントに登録して、土地の希望を最初に伝える
  • 家賃補助・寮・引越し費用負担を、会社選びの必須条件に入れる
  • 移住する分、仕事は「スキルがそのまま活きる同業種」にしてリスクを抑える

エージェントに土地の希望を伝えると、その条件で求人を絞って出してくれる 発電所運転員は希少人材だから、地方の求人でも待遇が悪くないケースが多い

書類の書き方や面接対策も、エージェントにかなり助けられた 移住転職は情報戦だから、無料で使えるプロは全部使った方がいい

磁力マル

どのエージェントが運転員向きかは、比較記事にまとまってるでち!

まとめ 住む場所は、選び直せる

移住転職して変わったことをまとめる

  • 趣味が日常になった
  • 生活費が激減した
  • スキルの幅が広がった
  • 家族ができた
  • 世界の見え方が変わった

失ったものは、地元の友達と遊ぶ時間くらいだ それも電話やたまの帰省で、つながりは続いている

今の土地に縛られる理由が特にないなら、一度地図を広げてみてほしい 発電所運転員は、それができる数少ない職業だ

住む場所は、人生ごと選び直せる

電力ニキ

迷ってるなら、まず自分の市場価値を知るところからだ 動いてみると、意外と「どこでも行ける」ことに気づくはずだ

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この記事を書いた人

工業高校卒 | 火力発電所歴10年以上の現役運転員
汽力・GTCC(ガスコンバインド) | 石炭・ガス焚き | 横河・三菱・富士電機製DCS|計7ユニット運転経験
趣味はキャンプと釣り

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